吸水土のうがあれば水害から身を守れる|使用方法について

水を吸って膨らむ土のう

土嚢

急な洪水にも迅速に対応

日本は昔から台風や梅雨などでしばしば大雨に見舞われてきましたが、近年では地球温暖化の影響によるゲリラ豪雨も多発しています。集中豪雨が発生するとしばしば河川等が氾濫し、商店街や住宅地にまで洪水が押し寄せます。そのような水害の際に店舗や住宅などへの浸水を防ぐための防災グッズとして、土のうが古くから使われてきました。いざという時のために常備しておきたい土のうですが、一般的な土のうは袋に土を詰める必要があるため急な洪水に対処できない場合もあります。水を吸うことで膨らむ構造をした吸水土のうは土を詰める必要がなく、店舗やオフィスの集中豪雨対策としてでも多く選ばれています。吸水土のうの中には吸水性ポリマーと呼ばれる特殊な素材が詰められており、袋ごと水に浸すことによって急速に膨張する仕組みとなっています。乾燥した状態ではわずか数百グラムに過ぎない袋が、数分間で20kg程度まで膨らんで土のうとしての役割を果たすようになるのです。土を詰める必要がないという吸水土のうの特性は、1分1秒を争う緊急事態ほど威力を発揮してくれます。特に都市部では袋に詰めるべき土もなかなか確保できない場合が多いですが、吸水土のうがあれば土を用意することもありません。従来の土のうは使用後の土を袋から取り出して処理するのも大変な作業でした。吸水土のうは簡単な作業で脱水できる上に、乾燥させることで軽くなりますので収納性にも優れます。いざという時には迅速に膨らんで土のうとして機能し、役目を終えたらコンパクトに収納できるのが吸水土のうの便利な点なのです。地球温暖化の加速によって今後もゲリラ豪雨が各地で頻発すると予想されますので、これまで水害が発生していない地域でもこのような吸水土のうを用意しておけば安心できます。土を詰める従来型の土のうを使ってきた店舗施設でも、吸水土のうの利便性を知って買い替える事例が増加中です。